キルギス共和国セーカーハヤブサ 140トゥイン

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発行年月日 : 1995年9月12日
発行国 : キルギス共和国
額面 : 140トゥイン

猛禽類シリーズの１つで、セーカーハヤブサを中央に配しています。
1993年に国名をキルギスタンからキルギス共和国に変更しましたが、切手には昔の呼称であるキルギスタンの名が書かれています（別称として公式に認められているため）

キルギス共和国とは

キルギス共和国は中央アジアに位置しています。
中央アジアの大国カザフスタンや、シルクロードの中継地だったウズベキスタンは知っていても、キルギス（キルギスタン）はあまり知らないという方もいるかもしれません。

国土は日本の約半分ほどの大きさで、その約4割が標高3000メートル以上の高地にあり、約600万人の国民が生活しています。
旧ソ連の構成国でしたが、その中で最初にWTO（世界貿易機関）に加盟しており、基本的な経済体制は比較的整っています。
キルギスの政府系投資機関は、国内での起業の手続きや事業開始にかかる日数が近隣諸国よりも短期間で済む点に優位性があると強調していますが、法律が不明瞭なため、政治腐敗・汚職などが蔓延しているとも言われています。

キルギスを語る上でよく登場するのは、アラ・カチューと呼ばれるキルギスの慣習・習俗でしょうか。
アラ・カチューは誘拐婚などと訳されますが、男性が未婚の女性を拐って自宅に監禁し、無理矢理婚姻関係を結ばせるというもの。
女性の人権を軽視しているとして国際的な問題にもなっており、法律で禁止されたものの、その習俗は完全になくなっていないそうです。

Bride Kidnapping in Kyrgyzstan HD