インドネシア共和国 スハルト 100ルピア
発行年月日 : 1986年12月24日
発行国 : インドネシア共和国
額面 : 100ルピア
インドネシアの第2代大統領スハルトが描かれた切手。
同様のデザインが複数パターン存在します。
スハルトとはどのような人物か
スハルト大統領は1968年から1998年までの30年間インドネシアの大統領を務めた人物です。
クーデターにより政権を奪取したスハルトは、長期間に渡り独裁政権を築きあげました。
長期の政権運営は汚職などの政治腐敗、反対派に対する虐殺などの人権弾圧などを招いたため、民衆の評判は良くありません。
しかし、スカルノが推し進めた共産国家寄りの外交政策を西側諸国寄りに改めて国連に復帰したり、ASEANの創設を行ったことなどについては一定の評価が為されているようです。
なお、インドネシアについてあまり知識がないと、スハルトとスカルノの違いなどがピンとこないかもしれませんが、この切手に描かれているスハルトは第2代大統領で、スカルノは初代大統領です。
日本で活躍されているデヴィ夫人は、初代大統領スカルノの第三夫人です。
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切手のカラーバンド
切手で使用されている色の成分を分析し、切手に占める割合が多い順に並べました。
印刷に使用されている色が少ないため、全体的に同系色が表示されています。
なかなか落ち着いた良い色なので、この切手に関しては比較的うまく活用されていると思います(一方、同デザインの赤色版は少しきつめの色使いになってしまっています)
切手の発行年月に起こった出来事
12月9日
ビートたけしが講談社のフライデー編集部を襲撃し、逮捕される。
12月19日
伊豆大島噴火にともない,島外避難していた全島民 I万人余が全面帰島する。
切手の発行年月に生まれた著名人
12月4日
矢野未希子、モデル